ふるさと納税

我が家では年末に駆け込みパターンが繰り返されている ふるさと納税。ご利用は計画的に。。

ふるさと納税 仕組み

やらなかった理由は仕組みが良くわからなかったから。たいして得をしないと思ったから。
けど、実際は

「たった2,000円で数万円の商品が買える!!」

そんなイメージです。
(厳密には問題がある表現なのでイメージと書いています。)

図解するとこんな感じ

上の図の説明です。
年収が600万円で変わらない図の例では

ふるさと納税をしない場合は

払う税金は180万円。

2016年も2017年も同じなので
2年で360万円
貰えるものは何もありません。払うだけです。

ふるさと納税をした場合は
1年目は税金180万円と68,000円を払っています。

しかし、
2年目の税金は66,000円控除されています。
(1年目に余分に払った金額-2千円)

つまり、2年間の合計は
360万と2千円。

結局2千円を余分に払っているのですが、ふるさと納税した人は例えば下の 山形県庄内町 だと

山形県庄内町

6万円分の言えば
・お米 15kg
・三元豚肉 2kg
・あわび 6杯
・1泊2食付きペア宿泊券

コレ全部貰える♪
どれかひとつじゃなくて4つ全部です。2千円の負担の負担でこんなに貰えるなら、悩むのは

「やる」か「やらない」かではなく、
「どれを貰うか」「いかに限度額いっぱいまで使い切るか」ですよね~

今年始めれば、来年からずっと得をする。けど、、、この制度がいつまであるか怪しいもの。
「来年から始めよう」なんてウカウカしていてたら、得をするのは来年から。しかも制度が無くなってしまったらアウトですよ!!

ふるさと納税 手続き

詳しい手続きは確定申告をする場合と書類の送付だけで済ませる場合があるので別に詳しく書きますね。

実際の例を書くと
1,返戻品を選ぶ
ふるさと納税のポータルサイト「さとふる」で10,000円(寄付金額) のコシヒカリ15kgを選ぶ。
楽天で商品相場を見ると4,000円ぐらいなので、2.5倍の値段。ココで高い!!と思っちゃダメ。
2.10,000円の寄付をしたことを申告する。
3.翌年の税金が8,000円安くなる。

翌年の税金が控除されるので、今 手元に現金が必要な人は要注意。
それと、退職などで収入が大きく減った人。寄付した金額が控除上限を超えてしまう可能性があります。


結果、
10,000円払って、8,000円戻ったので2,000円の負担。手にしたのは4,000円相当のお米15kg♪
できるだけ高額の寄付した方がお得になります。コレは寄付先が増えても自己負担は全部で2,000円。
限度額いっぱいまで使い切るのがコツですね。

ふるさと納税 限度額

ふるさと納税で控除される限度額ってどれぐらいか。そもそも翌年の税金から控除されるので翌年の収入が確定しないとハッキリした数字は出ないんです。
なので、緻密な計算は私はしない。一応、年収で限度額の目安が示されているから、この額を使い切ることにします。

控除シミュレーション

ふるさと納税 限度額 目安表

本人の
給与収入
独身又は
共働き
夫婦又は
共働き
+子1人
(高校生)
共働き
+子1人
(大学生)
夫婦
+子1人
(高校生)
共働き
+子2人
(大学生
と高校生)
夫婦
+子2人
(大学生
と高校生)
300万円28千円19千円15千円11千円7千円
325万円31千円23千円18千円14千円10千円3千円
350万円34千円26千円22千円18千円13千円5千円
375万円38千円29千円25千円21千円17千円8千円
400万円42千円33千円29千円25千円21千円12千円
425万円45千円37千円33千円29千円24千円16千円
450万円52千円41千円37千円33千円28千円20千円
475万円56千円45千円40千円36千円32千円24千円
500万円61千円49千円44千円40千円36千円28千円
525万円65千円56千円49千円44千円40千円31千円
550万円69千円60千円57千円48千円44千円35千円
575万円73千円64千円61千円56千円48千円39千円
600万円77千円69千円66千円60千円57千円43千円
625万円81千円73千円70千円64千円61千円48千円
650万円97千円77千円74千円68千円65千円53千円
675万円102千円81千円78千円73千円70千円62千円
700万円108千円86千円83千円78千円75千円66千円
725万円113千円104千円88千円82千円79千円71千円
750万円118千円109千円106千円87千円84千円76千円
775万円124千円114千円111千円105千円89千円80千円
800万円129千円120千円116千円110千円107千円85千円
825万円135千円125千円122千円116千円112千円90千円
850万円140千円131千円127千円121千円118千円108千円
875万円145千円136千円132千円126千円123千円113千円
900万円151千円141千円138千円132千円128千円119千円
925万円157千円148千円144千円138千円135千円125千円
950万円163千円154千円150千円144千円141千円131千円
975万円170千円160千円157千円151千円147千円138千円
1,000万円176千円166千円163千円157千円153千円144千円
1,100万円212千円193千円189千円183千円180千円170千円
1,200万円239千円229千円226千円219千円206千円197千円
1,300万円268千円258千円255千円249千円245千円235千円
1,400万円351千円339千円335千円328千円274千円264千円
1,500万円386千円374千円370千円362千円358千円346千円
1,600万円420千円408千円404千円397千円392千円381千円
1,700万円455千円443千円439千円431千円427千円415千円
1,800万円489千円477千円473千円466千円461千円450千円
1,900万円525千円513千円509千円501千円497千円485千円
2,000万円560千円548千円544千円537千円532千円521千円
2,100万円596千円584千円580千円572千円568千円556千円
2,200万円631千円619千円615千円608千円603千円592千円
2,300万円763千円750千円745千円643千円639千円627千円
2,400万円804千円791千円786千円777千円772千円759千円
2,500万円845千円831千円826千円818千円813千円800千円

この表で

  • 「共働き」は、ふるさと納税を行う方本人が配偶者(特別)控除の適用を受けていないケースを指します。(配偶者の給与収入が141万円以上の場合)
  •  「夫婦」は、ふるさと納税を行う方の配偶者に収入がないケースを指します。(ふるさと納税を行う方本人が配偶者控除を受けている場合)
  • 「高校生」は「16歳から18歳の扶養親族」を、「大学生」は「19歳から22歳の特定扶養親族」を指します。中学生以下の子供は(控除額に影響がないため)、計算に入れる必要はありません。例えば、「夫婦子1人(小学生)」は、「夫婦」と同額になります。また、「夫婦子2人(高校生と中学生)」は、「夫婦子1人(高校生)」と同額になります。


この制度、年収の高い人ほど得するんですね。
100万円寄付して、翌年の税金が98.2万円控除される。そして返礼品が50万円相当・・・
うらやましいですなぁ